今まで私たちが争う原因は…
それ、あなたの主観です。
あなたは人と争ったことありますか?争うというと少しきついイメージかもしれませんので、ちょっとした意見の食い違いで、喧嘩やいい合いや揉め事になった経験はあるかどうかと捉えていただいても結構です。
恐らく生きている中で、他人と揉めた経験のない人は殆どいないのではないでしょうか?
人と何かいやな関係性になった時には、必ずあることが前提に隠されています。
それは、正しい/間違っている、良い/悪い、などの二極性の判断がそこにあるという事。
あまりにも日常的にこの判断をしているので、当たり前すぎて別におかしいとも思っていないかもしれませんね。
でもよく考えてみて欲しいのです。
自分以外の人や状況や環境などを良い悪いのジャッジ(判断)をした瞬間から、もしあなたの理想にそぐわない結果であればすぐに人や状況や環境を否定し始めているという事に。
人は絶えず悩んでいます(悩んでいる人が多いです)。
「あの人の態度が良くないから」と批判してストレスを作る
「その考えは間違っているんじゃない?」と批判して自分の正しさを主張しストレスを作る
「そうするのは良くないよ」とジャッジして相手を責めてストレスを作る
こうやって、あの人の○○が嫌と決めつけて勝手にストレスを感じているのです。そしてその相手と戦っているのです。
あなたが「自分が正しい」と主張したくなった瞬間に相手を責めてストレスを感じ始めてることに気づいてください。
自分がジャッジしているからストレスを感じるのですね。
あなたが「正しい」と思うように、相手だって自分は「正しい」と思っています。
ということは…
その自分の「良い/悪い」という考えがストレスの原因なのだということに気づけましたか?「良い/悪い」から離れない限り、あなたのストレスは無くならないということに気づけましたか?
あなたの「良い/悪い」は、あなた個人の主観ですよ!

受け入れる器を大きくする
分離の夢から目を覚ます
あなたの周りにいる人、周りにあるもの、全てが同じものから出来ています。あなたの体の細胞よりもはるかに小さい素粒子というものから、あらゆるものは創られています。
つまり、私も/あの人も/こっちの人も/家も/お金も/動物も/魚も、全部同じ素粒子から創られているのです。
もともとは同じものが形を変えて存在しているだけ。元をたどれば全部同じものなので、それをこっちはいいけどあっちはダメなどとは決めつけるのは本来出来ないはずですね。
自分と他の人や物は別々であるというのが、分離世界で生きている時の解釈です。そしてこれが苦しみの原因の一つでもあります。
今は分離から統合へ時代がシフトしていますね。
本当は別々のものではなかったのだと気づく時代になってきました。
受け入れることが愛
すぐにあれもこれもジャッジをやめて全部受け入れるのはとてもハードルが高いので、一歩一歩進むしかありません。
今まであなたが「これは良くない」と思っていたことを受け入れるのにはもちろん抵抗が出てくるでしょう。
しかし受け入れれば受け入れるほどに、あなたはストレスから解放されていき、あなたの愛の器が拡大していきます。
平社員も/社長も実は同じ
お金持ちも/貧乏人も実は同じ
きれいも/汚いも実は同じ
高学歴も/そうでない人も実は同じ
美人も/ブサイクも実は同じ
片側だけが良いという考えを手放し続けることで、「そっか、どちらでも同じ価値なんだ」と気づける時がやってきます。
そのときにあなたは囚われから解放されてニュートラルな視点に立つことが出来て、判断できなくなっている自分に出会うでしょう。
どっちでもいいよと思えたときにストレスからの開放されます。
受け入れるというのは、判断なくあるがままを尊重するのと同じです。相手には相手の言い分がありそれを認めてあげる。
あなたが受け入れたものは、もうあなたを苦しめることは一切無くなるのです。