自分の内面=自分の現実
自分が今経験している『人間関係』や『恋愛』や『金銭問題』や『健康状態』というのは、たまたまその様になった訳ではなく、自分の潜在意識に刻まれている情報が現実化したものになります。
自分自身が今の状況を望んでいたのか、または望んでいないのかは全く関係ありません。
潜在意識にインプットされてしまった情報が、良い悪いに関係なく現実として現れています。
それは10歳頃までに自分の潜在意識に何を取り入れてしまったかによって、それが自動的に現実世界に現れています。
インプットされてしまった情報というのは、つまり『どんな言葉が刻まれているのか』ということ。その言葉通りの人生になっているのです。
インプットされた言葉は、両親(あるいは養育者)や近くにいた人たちの言葉の影響をものすごく大きく受けています。
毎日毎日365日一緒にいた人たちからどんな言葉を言われていたのか。
賢いね、何でもできるね、と肯定される言葉をシャワーのように毎日聞いていれば、その子供は「自分は何でもできるのだ」と自信を持った自己肯定感の高い人になっていく。
一方、あなたには無理だから、うちは貧乏だから、と否定的な言葉を聞きながら育ったなら、「私には無理なんだ」「お金はなかなか手に入らないものだ」とネガティブな思い込みが多く、実際に自信のないお金に困るような人生になっていく。
なのでどんな言葉を信じてしまったのかが、その後の人生を左右してしまうわけです。
だからといって親を責めても何も解決しません。
子供の中には「あ、うちの親って変なこと言っている」と小さい頃から気づいていて、その言葉を受け取らない子もいたりするのも事実です。
外側の現実をどうにかするよりも……
このように、大人になるにつれて潜在意識に入っている情報通りの人生になるので、自分の現実で何か問題が起こったとしても、実は外側ではなく潜在意識の中に原因が隠れています。
学校や会社でいじめられるのも
ずっとお金に困っているのも
セクハラに会うのも
不倫や浮気で悩むのも
家族に引きこもりがいるのも
毒親に苦しめられるのも
その人の内側に解決するキーがあります。
潜在意識の中にそのタネが隠れています。
ただ、無意識なので『自分では気づけず』、一体なぜこれを引き寄せたのかが分からないのが殆どだと思います。
なので一般的には外側の現実で起こったことを責めて相手を悪者にし、攻撃します。
本当は、外側をどうにかしようと対処しても、根本原因は無くなっていないので、また違う場面で/違う相手で同じような経験をするような出来事を引き寄せてしまうのです。
もう同じような体験をしたくないのであれば、外側の現実をどうにかしようとするのでは無く、自分の潜在意識に入っている情報(ネガティブな思い込み)を取り除くことが先決なのです。
そうすれば、繰り返し同じようなことは起こらなくなりますよ。
ではどうやって潜在意識のネガティブを探るのか??
それは……
今経験している現実を見れば、あなたがどんなネガティブな思い込みを持っているのか、ほとんど分かってしまうのですよ!
そして溜まっているネガティブな思いを玉ねぎの皮をむくように、一つ一つ丁寧に取り除いていくのですね。
もちろんそれには時間も必要になってくるでしょう。
なかなか手放せないものも多くあります。
ですが潜在意識のお掃除が進むにつれて、あなたの現実は「あんなに気にしていた事がいつの間にか無くなっている」と感じる様になります。
それと共に現実がどんどん好転していくのを実感していくことになりますよ!