誰でも変なところはある
私はこんなダメダメな所があって…
こんな恥ずかしい所があって…
あなたはそれを後ろめたさを持たずに人に言えますか?
人は、他人からこう見られたいと着飾っている所が少なからずありますよね。
- 仕事ができるように見られたくて、友達にはつい大きな事を言ってしまう。
- 借金が膨らんでしまったけど、家族に言えずに隠してしまう。
- 本当は彼氏いないけど、友達に負けたくないから「ステキな彼と付き合ってる」と嘘を言ってしまう。
- 結婚できなく焦っているのに、「私はバリバリ仕事してるから、結婚は興味ないかな〜」と嘘を言ってしまう。
- 独立したものの、なかなか軌道に乗らず不安で仕方ないのに、周りには「上手くいっている」と見栄を張ってしまう。
- 夫婦関係がどん底なのに、周りには「そこそこ良い関係」のように振舞ってしまう。
この様な経験は少なからず誰でもあるかもしれませんね。
プライドというヤツです…汗
人は「できる人でありたい」「上手くいっているように見られたい」という欲求はデフォルトで備わっているようです。特に負けず嫌いの方は、等身大の自分よりも大きく見せたい気持ちが強いかもしれませんね。
もしあなたがそうであれば、それが良いとか悪いということではなくて、「自分を大きく表現し続けると、自分自身がどんどんしんどくなる」事に気づくといいかもしれません。
つまり等身大の自分から目をそらして、良くない部分に蓋をしてしまっているのですね。
これは自分に嘘をついていることになります。だからその嘘がバレないように、更なる嘘によって自分を周りから守ろうとしなくてはなりません。
自分のダサい部分などをあまり知られたくないのはよくある事です。
しかし無意識の領域では、「隠している=自分には良くないところがある」と思っているので、自己価値やセルフイメージがどんどん下がってしまうこともあるでしょう。
自分を否定するのが一番つらいです。
自分を否定すると、あっという間にネガティブに落ちてマイナススパイラルに入ります。
「自分には良くないところがある」
これが自分責めの根本的な間違った思い込みです。
そしてその良くないところを改善しなくてはと思い続けていることが、自己否定そのものになります。
この考え自体が、あなたをものすごく苦しめます。

あなたには悪いところなどない
人には良い面も悪い面も両方あります。(本当は良い悪いはないけれど、分かりやすいように書きました)
必ずプラスマイナスがセットになっていますので、良い面しかない人など存在できないのですね。
自分に悪いところがあると信じている人は、克服しようと努力するか/自分を否定する、を必ずしているはずです。
変えなくてはならない所など何もないのに、一生懸命に自分ではない他の誰かになろうと努力します。
これって、「ありのままの自分であってはならない」といっているのと同じなの伝わりますでしょうか。
ありのままの自分であってはならない…こんな自分を虐待する考えは今すぐ手放しましょう。
もし結婚したくてもできてないなら、それが今の自分です。
もしお金が思うように稼げていないなら、それが今の自分です。
もし内緒で借金しているなら、それが今の自分です。
良い悪いではないのです。
でもあなたは良くないと思っていたので、ずっと苦しい思いを持っていたかもしれません。
あなたが「悪い」と思っている限り、人に堂々と打ち明けることはできないでしょう。そしてその間は自分を悪者にして嫌っていて、自分を愛することからどんどん離れていってしまいます。
現実創造を楽しんで自分の人生をクリエイトしていくなら、まずは今の等身大の自分を全部丸ごと認め受け入れる必要があります。
受け入れたら、変えられるのです。
受け入れなければ、現状が続くのです。
もしあなたが自分の良くないと思っている部分を受け入れられるようになると、
「私ってこんなダメな所もあるけど、そこも好き☆」
「私ってこんな恥ずかしいところもあるけれど、そこも好き☆」
と自分をどんどん愛せるようになり、人に対しても恥ずかしがらずにオープンにその欠点を表現できるようになります。
ものすごく生きるのが楽になっていることに気づくはずです。
あなたにストレスを与えているのは、自分には隠したい欠点があるから/人に言えないダメな部分があるから…などという思いなのですね。
あなたの握りしめている「思い」によって、あなたはダメージを受けています。
等身大の自分をしっかり見て、これが今の私なのだと一つずつその自分を受け入れていかれるよう願っています。
それが自分を愛するということ、それが自分を受け入れるということ。
この土台がしっかり築けると、自分で自分の人生を思うようにクリエイトすることができるようになってきます!